H&LリサーチTOP > パフォーマンス > 最近のパフォーマンス

最近のパフォーマンスについて

 
H&L企業研究クラブのモデルポートフォリオのパフォーマンス

H&L企業研究クラブでは年に3回程度の株式投資セミナーを開催しています。
2012年7月の第1回から数えて2021年8月末で25回目となります。
このセミナーでは毎回、株式投資で勝つための基本的な考え方を解説しています。
また、簡単に当面の相場環境見通しと銘柄選定の考え方にも触れています。
それと同時に、毎回8銘柄程度で構成するのモデルポートフォリオを提案しています。

ここでは、各セミナーごとに紹介した銘柄に等金額で投資した場合のパフォーマンスを検証しました。
毎回8銘柄前後と言っても実はその前の回と重複する銘柄も多く、1回当たりの入替銘柄数は1-3銘柄です。
ただし、今回、パフォーマンスの検証を行った期間は2015年5月のセミナーからとしています。
その時点の日経平均は19,733円した。
2015年5月を起点としたのは、2012年末から2015年までに日経平均は1万から2万円と2倍になっています。
日経平均が2倍となる中でのパフォーマンスを見ても当然いいのは当たり前で、相場が良かったから上がったのか、
銘柄選択が良かったから上がったのかを区別するのが難しいためです。
そのようなことから、セミナー開催日の2015年5月15日から2020年4月30日のパフォーマンスを検証しました。
2020年4月30日を最終日としているのは、なるべく長期間が取れて、日経平均の変動幅が小さな期間という条件に合致するためです。
2015年5月15日から2020年4月30日の間、日経平均は2.8%の上昇と、期間は5年間で、
日経平均はほぼ水準が変わっていませんから、銘柄選択の効果が極めてわかりやすくなっています。



セミナーごとに8銘柄前後で等金額ポートフォリオを組んで、
次のセミナー時に1-3銘柄入れ替えて、やはり等金額ポートフォリオにします。
その結果、2015年5月15日スタートのポートフォリオは2020年4月末までで、
日経平均が2.8%とほとんど変わらない中で、3.3倍となっています。年率に直すと27.1%の上昇となります。


セミナーからセミナーでポートフォリオのパフォーマンスはほぼ毎回日経平均と同等か、日経平均を上回りました。
唯一の例外は、2018年6月16日から2018年12月8日の間でした。
この間は、日経平均が5.1%下落する中で、ポートフォリオは13.7%のマイナスとなりました。
これはこの間、日銀の株価買い支えが、日経平均銘柄に偏っていたためで、
実際はそのような特殊要因がなければ、日経平均は大幅に下がっていたのではないかと考えられます。


ただし、8銘柄前後のポートフォリオの個別銘柄のパフォーマンスをセミナー間で見ますと、
1-2銘柄が大化けし、3-4銘柄がインデックスを上回り、1-2銘柄はインデックスに負けるパターンになります。
これは当然で、それぞれ性格の異なる銘柄を組み合わせてリスクヘッジしているためです。
全部が上がるような組み合わせですと、まかり間違うと大やられとなりますので、それは避けています。



なお、この間の日経平均とモデルポートフォリオのパフォーマンスは図に示すようになっています。


また、各回のセミナー資料、セミナー音声はこちらからダウンロードできます。ただし、直近2回分は開示していません。
http://cherry100.mods.jp/H&Lresearch/03/0009.html






当クラブ銘柄はファンダメンタルに基づき、割安な銘柄を選んでいます。それゆえ、それらのパフォーマンスは2018年がそうであったように、日銀が買い支えるような歪んだ市場では力を発揮できません。図にある2021年4月以降の1年ほどはやはり日銀が買い支えた相場でしたので、対日経平均では負けています。図の時点(2020年4月30日)から、現時点(2021年10月15日)までのパフォーマンスは、日経平均が+43.9%に対して、モデルポートフォリオは+9.7%となっています。

ただし、負けていたのは2021年5月末までで、それ以降はむしろ若干勝ち始めています。よって、ここからは2018年末から同様、インデックスに対して当クラブ銘柄が大きく上昇する可能性がるのではないでしょうか。

 

パフォーマンス記事一覧

最近のパフォーマンス

H&L企業研究クラブのモデルポートフォリオのパフォーマンスH&L企業研究クラブでは年に3回程度の株式投資セミナーを開催しています。2012年7月の第1回から数えて202...

セミナー音声

セミナー資料、セミナー音声さて、このコーナーではさらにそのセミナーの内容を順次紹介したいと思います。セミナーの内容としては、毎回観点を変えて、儲かる銘柄の見つけ方や...



手持ち資金 QLOOKアクセス解析