20170918会員からの運用報告

2017年9月18日
会員の運用報告

有賀様

配信をいつも楽しみにしています。

以下に雑感を徒然に記したく思います。
現在は、長期で保有の予定の銘柄で構成していることもあり、実は新規で購入する場合・納税のために売却する場合以外は売買をしていません。
単純にニトリ・プリマハムに比重を掛けて、今後のための種まきのためにやまみを、不動産賃貸業も生業の一つのために現金が必要な場合に備えてウェルシアを保有しています。

やまみを除き、順調に評価益が膨らんでいるため、本当に１日に１回程度残高をチェックする程度になっています。
隣国で物騒な時期だけに正直に言えば１５％~２０％程度の調整もあると考えておりましたが、逆に年初来に高値を更新する銘柄が多くびっくりしています。
先生が以前から指摘していた、大手証券のアナリストが本格的にカバーしない限りプリマハムは割安が継続すると言うのを銘柄を実際に保有した状態で経験できたことは貴重な体験になりました。
決算がらみ以外でここまで上昇するは経験がなかっただけに判断に迷うところでした。ここまで上昇してまだフェアバリューと言うのも驚異的ですが、常識の範囲内での上昇であるうちは保有を継続するつもりです。

大きく取らせて頂いた銘柄としては
　ファンコミ・日特エンジ・ｅｎｉｓｈ・プリマハム・さくらインターネット・寿スピリッツ
などがあります。他にプラスになった銘柄は数が多いので省略しますが、逆にタイミングが悪くて早めに売った銘柄は少なく、この点でも助かっています。

今年に関しては、さくらインターネットで利益確定した譲渡益の税金を納めるため、運用資産を保持できるだけの利益を確保できればいいかなと思っていました。
住民税の４期目がまだ未納ですが、税金を６００万円以上納める経験もある意味貴重な体験であり、今後は納税を乗り越えて８桁を目指していく予定です。
Ｈ＆Ｌ研究所に入会していなければここまで順調に資産を増やすことはできなかっただけに、本当に幸運でした。

○○



○○様


ご報告ありがとうございます。



全体相場は弱いのですが、当クラブ銘柄は新高値続出です。
日特エンジ、プリマハム、ニトリ、クスリのアオキ、クリエイトホールディングス、アリアケジャパン、加藤産業などです。
これは読みが当たっているということなのですが、逆に言えば、マーケットが一握りの銘柄、つまり現実的な成長性にプレミアムを付け始めているということです。
一部には、行き過ぎの銘柄も出始めています。
ただし、時には行き過ぎが継続することは往々にしてあります。
一方で、相場は循環ですから、逆にそれらの銘柄だけが下がる局面もやってきます。


ここでどう対処するかは、個々人の考え方次第です。
一つは、行き過ぎなので、剥げて当然だから、別に下がっても気にしないというスタンスがあります。
ファンダメンタルに変化がなければ、しばらくすれば、また新値更新すると考えて、放っておくという考え方です。



一方で、ポートフォリオのバランスを意識して、大きく上がった銘柄の一部を、
割安だけれども、動いていない銘柄に少しずつ入れ替えるという考え方です。
今で言えば、やまみ、ライドオン、三菱食品、などです。



それは個人の好みでどっちでもいい感じはします。
勢いのある時は、上がり続けることもありますので。


それと、株価をたまに見て放っておく場合に、
意識しておくことは、自分のポートフォリオの企業価値が、トータルで上がっているかどうかということです。
これは、決して株価ではありません。
かといって、将来に関してあれやこれや悩んでも意味はありません。
実績の事実をきちんと確認しておくことでしょう。


最近思うことは、株をやっていて、一番儲けるコツは、株価のことを気にしなくなることです。
最近気づきましたが、会員の方でも株価を気にして、株価ばかり聞いてくる人は、あまり儲かりません。
つまりはそういうことなんだろうと思います。
ただし、株価を気にしないということは、当クラブの推奨銘柄だけを買っていて、放っておくということではありません。
そうではなく、もっと企業の成長性や企業の本質に興味を持つということです。


長期で考えれば、成長する企業の多くは偶然ではなく、必然で成長します。
そして、企業が成長すれば、必ず株価は上がります。
しかし、材料やテーマは必ずしも企業の成長に結びつくわけではありません。
しかも、材料やテーマで買うときは、必ずその企業の実態価値より株価が高くなっています。
だから、長期的には損をする可能性が高くなるのです。


もちろん、成長すると思っていた株が、実は間違っていたということは往々にしてあります。
その場合は、間違いを認識して、考えを改める必要があります。
あくまでも、考えるべきことは株価ではなく、企業のファンダメンタルです。


有賀


（ここまで）


株式の譲渡所得の税金だけで600万円あるって、結構豪勢な話ですよね。