20180521あらた（2733）について

本日年会費５万円振込みました、ご確認お願いします。
お陰様で昨年度は３５パーセントのパフォーマンスを達成する事が出来ました。
プリマハム、ウエルシア、加藤産業、パルタック、あらた、等についてはプリントアウトして何度も読み返しています。
あらたの３Q決算の失速に関する仮説については驚かされました。その通りでしたね。
それにしても同時期においても好決算をあげたパルタックはすごい会社だと思います。
体調が優れないので残念ながらセミナーに参加することはできませんが何度も聞き返しています。
次回も楽しみにしております。
本年もよろしくお願いいたします。



○○様

会員継続ありがとうございます。
当クラブ銘柄で着実に成果を上げているとのこと、何よりです。
また、レポートも深く読まれている様子がよくわかります。
株価が上がった、下がったということではなく、レポートの中身に対するご意見、ご報告がとても意味あるものです。


あらたの件ですが、他の銘柄に関しても必ずしも常に仮説が正しいわけではありませんが、
仮説、検証を行うことで、予測精度を高めることができます。
株式投資においては、失敗しても「なぜ」と常に考え、「どこがどう違ったか」を考えられるような方法であることが重要です。
このように、株価を理屈で考えられるようになると、やがて株価の先行きがだんだんとクリアに見えるようになり、
結果として高い確率で儲かるようになります。


株式投資を行う多くの投資家は、勘やイメージなどで投資を行ってしまい、検証可能な方法で行っていないため、
同じ失敗を繰り返し、全体相場が好調でない限り、ちっとも資産が増えることになりません。
株式投資では適当にやっても偶然儲かることがしばしばありますので、逆に本質が見えないまま、それ以上に失敗を繰り返すことが多くなります。
そんな投資家が大多数ではないでしょうか。ここが株式投資では最も重要な部分です。
儲かった時も「儲かった、儲かった」で済ませず、損した時も「あーダメだった」で済ませないことが肝心です。


なお、あらたとPALTACの違いに若干触れますと、PALTACはまさにロジスティクスの会社であるのに対して、
あらたはある面それだけではありませんが、営業とサービスの会社という位置づけになります。
つまり年末納品に関しては、PALTACはもともと自然体であるのに対して、あらたはこれまでやや営業力を発揮していたということでしょう。
その意味で言えば、あらたは10-12月が落ち込んだ分、1-3月に後ろ倒しになり、1-3月に大幅に利益が増えている一方、
PALTACは10-12月、1-3月もこれまでと特に変化がなく同等に利益が増えたという解釈がいいでしょう。
結局は、年度決算で比較すれば、両社とも20％の営業増益と、1年を均してみればほぼ同じということだったわけですから。


これからも当クラブのレポートを活用し、成果を上げ続けていただきたいと思います。


H&Lリサーチ
有賀