投資スタンス20130223

（質問）

こんにちは

はじめてメールさせていただきます。
無料のメルマガに登録させていただきまして、プリマハム、150円どころから監視して、180円超えをしてびっくりしております。

他方で、自身で監視していた冶金工業が下方修正をして、やはり金融相場から業績相場に移行するときは、ちゃんと、ファンダメンタルの知識がないと、太刀打ちできないんだなと思い知らされました。

質問なんですが、研究クラブでお話をいただける投資のタイミングはどのくらいの投資スパンなのでしょうか？

また、投資タイミング、ファンダメンタルの勉強は、きっと奥が深くて難しいのだろうと思いますが、タイミングの取り方もやはり上級者向けというか難しいものになっているのでしょうか？

最近、いろいろな情報サイトを眺めていたりしましたが、相場環境対象銘柄が違うのに、単一のルールで利益をとりにいくスタイルのものが多くて、相場の変化には感覚で対応するという点に、難しさを感じておりました。

テクニカルを3年ほどかじった程度の経験しかありませんが、そのレベルでもついていけるものなのでしょうか？

お忙しいところ、申し訳ありません。
少しお伺いできましたら幸いです。

○○


（回答）

○○様

お問い合わせありがとうございます。

まずは、投資タイミングですが、
ファンダメンタルから考える場合は基本的には中長期です。
イメージとしては3ヵ月から1年、2年とお考えください。

ただし、銘柄によっては、今後出る材料を考えて、1、2ヵ月といった短期で推奨することもあります。

また、プリマのように世間が認知していない株の場合、実は140円くらいから奨めていますが、一部利食ったとしても、まだまだ持ってていいという解説をしています。

ファンダメンタルがわかると、いつまで、あるいはどんな状況になるまで持ってていいのかある程度目安がつきます。


その意味では一つ一つの銘柄のレポートは株価が動く理由やリスクを解説していま
す。
もちろん、予想ですから間違うこともあります。
その場合ももともと外れたときの株価リスクも考えながら推奨していますので、やられを少なくすることができます。

もともと、ファンダメンタルと株価の解説を得意としている人はあまりいません。
ですから、10年以上株をやっている人でも、この分野では初心者と大きくは違いませ
ん。
むしろ、変な固定観念にとらわれていない人の方が、理解しやすい可能性もありま
す。


本来のクラブの目的は、私のノウハウを学んでいただいて、自分で銘柄を選ぶ力をつけてもらいたいという壮大なロマンがあります。
しかし、それは簡単なことではありません。

でも、一つ一つの銘柄のレポート自体は誰でも理解できるような内容ですので、それで銘柄は十分に選ぶことはできます。
そのような経験を積んで行って、私の持つ銘柄を選ぶコツのようなものが理解できるようになると思います。


無料メルマガは詳細な解説部分を飛ばしていますので、ある程度の銘柄知識や相場観がないと、十分には使いこなせないと思いますが、会員向けレポートはその辺りもやさしく解説した内容になっています。


またこちらから、会員とのQ&Aを見ることができます。
http://cherry100.mods.jp/mirror/
会員の経験値も投資スパンも買っている銘柄も千差万別だということがわかります
し、実際にどんな感想を抱いているか、○○さんと似たような経験値の方のQ&Aを見
ると良くわかります。

以上よろしくお願いいたします。

有賀


（返信）

有賀さま

お返事ありがとうございました。

Q&Aも拝見しまして、皆様、さまざまな投資スタンスで参加されていることもわかりました。

いま、投資仲間と一緒に定期的に集まって勉強をしていますが、長く持つ投資スタイルが実は儲かるなんて、話題が出ました。

１〜２週間の投資スタイルで投資していますが、勉強させていただければと思い、先ほど、入会させていただきました。

今後ともよろしくお願いします。


それから

今は、日経新聞を読んで、スクラップをしながら、半年後、どんな相場展開になるのか、今なら、参院選までは、インフレ銘柄をみていればいいのかなとか、そのあとはどんな相場展開になるのかなとか言った感じでシナリオを立てながら勉強しています。

金融相場になっているので、言葉は悪いですが、何でもかんでもな状態で、いつまでキープしていいのか、、、そのなかでも、ものたろうや、パーク２４のような動きをする銘柄と、冶金工のような動きをする銘柄が、違う動きをしているところまでは、わかったのですが、
今後、業績相場に移行するなんて言われていることは、聞きかじったものの、そんな中、かたまってしまっていて、身動きがとれなくなっている、そんな状況にあります。

　
先物とオプションを2年ほどしましたが、株は、ほとんど経験がなくて、少し勉強してみて、相場には儲かるときと、そうではないとき、そのときの相場に応じたルールをつくってのぞまなければいけないのかなとか、、、。


この数か月、監視銘柄を100銘柄ほどリストアップして、相場がどのような動き方をしているのか、悪い相場でも、上がる銘柄はあるんだな〜とか、押し目買いは、なんでもかんでもすると怖いな〜とか、相場環境が変わってきたら、監視銘柄も変えないとなんてことを試行錯誤しながら思案しておりました。


自己紹介を兼ねて、混とんとしているわたしの状況を書き連ねてみました。


また、いろいろお伺いできましたら幸いです。

○○


（回答）

○○様


メールありがとうございます。
ある面、当クラブは会員の皆さんの悩みを聞いて、だんだんコンテンツが充実して行くような部分があります。
ですから、まとまっていなくても、つらつらと悩みを書いていただいて結構です。



株をやられている方の悩みは大方想像がつきますし、解消方法もいくつか提案できます。
しかし、会員の皆さんがその悩み自体をどうとらえているかが実は重要です。
それがわかるという面で、皆さんからの悩みの相談はとても貴重です。


さて、株式投資への取り組み方はまさにさまざまです。
いくつものパターンがあります。


株価の変動からアプローチする人も多くいます。いわゆるチャートです。
しかし、物事には原因と結果があるわけですが、株価変動はあくまで結果です。
結果だけを追いかけていてもなかなかうまく行きません。
もちろん、チャートにはチャートの良さがありますが、チャートだけでは多くの人は勝てません。



また、株式投資の教科書などを読んでいると、経済、為替、金利、原油価格などがわかっていないなと相場がわからいように書いてありす。
それは非常に正しいのですが、そもそもそれらのマクロがわかるということは大変なことです。
わかったつもりでも、昨日までのことがわかっただけで、明日からのことは何も見えていないのです。
それでは実は意味がありませんし、本当の専門家でも見切れる人は限られています。



もし、100％将来を言い切れる人がいるならその人は半年後に間違いなく巨万の富を手に入れているはずです。
もちろん、最近もソロスが円安で1000億円稼いだという記事がありましたが、彼は本当のプロで、数は限られます。
もちろん、他にすることがなく、1日10時間、そのことを考えて極めようという人がいてもいいのですが。
一般の個人投資家が目指す世界ではないということではないでしょうか。



しかも、マクロ中心に株式市場を考えていると、相場が強い時にしか勝てないということもあります。
マクロ中心に考えていると、結局個別企業の業績のことがわからないので、銘柄が当たりません。


株価はマクロでも動きますが、結局は個々の企業の業績です。


そこで、個々の企業の業績を研究している人もいます。
一見、こちらの方が銘柄がわかるという点では優れています。
しかし、一番肝心な株価と業績の関係がわかっていないことが多いのです。


株価は業績が良ければ、必ずしも上がるわけではありません。
バリュエーションも重要なのですが、バリュエーションを見るにはコツがあります。
しかし、それがわかっていません。
ここがファンダメンタルアプローチの難しさです。


株価を当てるためには、ファンダメンタルに関して十分に分析することは重要ですし、絶対必要です。
しかし、それだけではファンダメンタルアプローチでは勝てないのです。


ファンダメンタル分析で必要なことは、ファンダメンタルと株価の関係の分析が最も重要です。
ここはほとんどの人がやっていないところですが、そのようなことが最も肝心なのです。
そこを押さえていますので、企業研究クラブや無料メルマガで推奨する株は高い確率で儲かるのです。
相場の強い弱いには大きく影響を受けません。
だから、去年の10月までのような弱い相場でも多くの銘柄が発見できるのです。


去年で言えば、トリドール（3397）、インタースペース（2122）、ファンコミュニケーションズ（2461）、コスモス薬品（3349）、物語コーポレーション（3097）などなど多くの大幅上昇銘柄が発見できました。
しかも、安い時に薦めて、それで終わりではありません。
きちんと幅をとらせることができます。売り場も指示できます。
そこが、大きな特徴です。


○○さんのメールの中にもありましたが、株は長く持って幅を取ることが重要です。
しかし、長く持つとリスクも格段に大きくなりますので、より分析が高度になります。
ですから、単に長く持てばいいということでは、危険すぎます。


さて、ファンダメンタルと株価の関係の分析ができていれば、なぜ、業績の良さが世の中に伝わっていないのか。
どうして、それが気付かれるようになると考えられるのか。
業種ごとのバリュエーションの違いはどうしてあるのか。
などなどの個別銘柄の投資にとって最も大切なことがわかります。


これがまさにH&L企業研究クラブのファンダメンタルアプローチの最大のポイントです。
これらを会員向けのレポートで詳しく解説しています。
もちろん、会員だけの秘密銘柄のレポートももちろんあります。


○○さんにも会員向けレポートを通じて、株で勝つコツを少しずつ掴んでいただきたいと思います。


以上よろしくお願いいたします。

有賀